企業のWeb担当者にとって、サイト全体の構成を把握することは非常に重要です。しかし、手作業でサイトマップを作成するのは大変な作業であり、漏れや誤りも発生しやすいという課題があります。
そこで今回ご紹介するのが、Visual Sitemapsという、WebサイトのURLを入力するだけで自動的にサイトマップを生成してくれる画期的なサービスです。
Visual Sitemaps：https://visualsitemaps.com/
Visual Sitemapsとは？
Visual Sitemapsは、AI技術を活用してWebサイトの構造を自動的に分析し、見やすいツリー型サイトマップを生成するサービスです。
煩わしい手作業が不要なだけでなく、以下の機能により、Webサイトの構造を効率的に把握することができます。
自動生成
URLを入力するだけで、サイト全体の構造を自動的に分析し、サイトマップを生成します。
ツリー型表示
階層構造をわかりやすく表示し、サイト全体の構成を俯瞰的に把握することができます。
各ページのスクリーンショット画像が入る
各ページのスクリーンショットを自動的に表示し、ページ内容をイメージしやすくなります。
PDF/CSV出力
生成したサイトマップをPDFやCSV形式で出力し、共有や保存することができます。
複数サイト対応
複数のWebサイトを管理し、それぞれ異なるサイトマップを生成することができます。
Visual Sitemapsの導入メリット
Visual Sitemapsを導入するメリットは以下の通りです。
作業時間の短縮
手作業でのサイトマップ作成に費やす時間を大幅に削減することができます。
漏れや誤りの防止
AI技術による自動分析により、漏れや誤りのない正確なサイトマップを作成することができます。
情報設計の改善
サイト全体の構成を俯瞰的に把握することで、情報設計の改善に役立てることができます。
コンテンツ制作の効率化
作成したページやコンテンツを漏れなくサイトマップとして作成して可視化することができます。
SEO対策
キーワードの配置や内部リンク構造を最適化することができます。
コミュニケーションの円滑化
サイトマップを作成することで、チームメンバー間でWebサイト全体の認識を共有することができます。
Visual Sitemapsの導入手順
Visual Sitemapsの導入手順は、以下の3ステップで完了します。
アカウント作成
Visual Sitemapの公式サイト (https://visualsitemaps.com/) にアクセスします。
画面右上の「新規登録 (Try it Free!)」ボタンをクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力し、「登録 (Sign Up)」ボタンをクリックします。
登録したメールアドレスに送られてきた認証メールを開き、認証リンクをクリックします。
サイトマップ作成
ログイン後、「Create New」をクリックし、プロジェクトを作成します。
任意のプロジェクト名を入力し、「Crteate Project」をクリックすると、作成完了します。
プロジェクトの「…」をクリックすると、ダッシュボードが表示されます。
「Create New」をクリックし、「Crawl」を選択します。
①にサイトマップを作成したいWebサイトのURLを入力すると、②に候補となるURLが表示されますので、「Selected」をクリックします。
ページ右下にある「Crawl Now」をクリックすると、サイトマップが生成されます。
サイトマップ編集・出力
サイトマップが自動生成されますので、「VIEW」をクリックします。
生成されたサイトマップが表示されます。
必要に応じて、ページのタイトルや説明文を編集することができます。
画面左下の「export」をクリックすると、生成したサイトマップをPDFやCSV形式で出力することができます。
Visual Sitemapsの利用料金
Visual Sitemapは、無料プランと有料プランの2種類があります。
無料プランはクロールできるページが25ページまでとなり、機能制限がありますが、有料プランは月額に応じて、クロールできるページ数やリンクを追いかけていくクロールの深さのレベルなど、機能が増えていきます。
自社のWebサイトの構造に応じて、適切なプランを選択することができます。
まとめ
Visual Sitemapsは、Web担当者にとって非常に便利なサイトマップ作成サービスです。自動生成機能により、作業時間を大幅に短縮し、漏れや誤りのない正確なサイトマップを作成することができます。また、ツリー型表示や画像付き表示、PDF/CSV出力など、様々な機能により、サイト全体の構造を効率的に把握することができます。
また、Visual Sitemapsは、日本語のWebサイトにも対応しています。
簡単に導入でき、無料プランでも十分な機能が利用できるので、ぜひVisual Sitemapsを試してみてはいかがでしょうか。