東京渋谷株式会社イー・バード - BtoB広告大賞金賞受賞のWeb制作会社
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2023年11月9日

BtoBサイト制作について

Webサイト制作 BtoBサイト制作

本記事は、BtoB企業のWebサイト担当者が直面する課題を解決して成果を上げるために、BtoBサイトの特徴、BtoBサイト制作の必要性に始まり、BtoB企業が抱える課題と解決策を整理したうえで、BtoBサイト制作で必要な9つのタスクと運用のためにしておくことについて、一つひとつ噛み砕いてお伝えしていきます。

BtoB(Business to Business)サイトの特徴


BtoBサイトとは、企業間取引(Business to Business)を目的としたWebサイトのことです。

これは、一般消費者向けではなく、企業が他の企業に製品やサービスを提供するためのプラットフォームのことを言います。たとえば、製造業者が自社の部品を他の製造業者に販売するためのウェブサイトや、卸売業者が小売業者向けに商品の情報を詳しく掲載するWebサイトがあります。

BtoBサイトは、ユーザーである企業担当者が効率的に情報を取得できるように設計します。

製品の仕様、価格やプラン、利用できるカスタマイズオプション、用途、ECサイトやオークションサイトでの配送条件など、詳細な情報が含まれている必要があります。さらに、パートナー企業との信頼関係を構築するために、会社の歴史や実績、顧客の声、セミナー動画などのコンテンツも提供されます。

このようなホームページは、アクセシビリティーやユーザービリティーを高めて、ユーザーが欲しい情報に迅速にアクセスできるようにすることが重要です。また、セキュリティが担保され、ユーザー企業の機密情報を保護する仕組みも用意する必要があります。

そのような施策を行っていくことによって、ブランディングがなされ、ユーザーに選ばれることに繋がっていきます。

BtoBサイト制作の必要性


BtoB市場におけるWebサイトの役割は、単なる情報の提供を超え、パートナー企業との信頼関係の構築に直結します。そのため、BtoBサイト制作においては、ターゲットとなるビジネスユーザーに適した専門的かつ質の高いコンテンツを提供することが求められます。

Webサイトは、企業のデジタル戦略の中核をなし、ブランドイメージの確立や顧客とのコミュニケーションの窓口であり起点となります。

たとえば、ある製造業の企業が独自の製品を開発したとします。その企業のWebサイトが、ターゲットとするユーザーにリーチできるかどうかが重要です。Webサイトを通じて、新しい技術や製品の特徴やメリットを詳しく訴求し、実際の活用例や顧客の声を紹介することで、見込み顧客の信頼を獲得し、ビジネスの機会を創出することが可能になります。

BtoB企業が抱える課題と解決策


BtoB企業のWebサイト担当者が直面する課題は多岐に渡ります。

市場がデジタル化するなかで、これらの課題を正しく捉え、効果的なWebサイト制作が不可欠です。まずは、代表的な課題について、整理してみます。

BtoB企業が抱える課題

課題1:ターゲットユーザーの特定が難しい

BtoB市場はニッチなケースが多いです。それゆえに、ターゲットユーザーを特定することがとても困難です。解決策として、市場調査とユーザー分析を実施しペルソナを作成することで、ターゲットに合わせたWebサイトを制作することが必要です。

課題2:リード獲得コストが高い

集客の予算は限られているものですが、BtoBのリード獲得は高コストになりがちです。BtoBではBtoCに比べて検討期間が長くなる傾向があります。即効性はあるが一過性の広告よりも、SEO対策を強化しコンテンツマーケティングすることで、検索エンジンからの自然流入を増やし、コスト削減ができるケースは多いです。

課題3:複雑な決裁プロセス

BtoB取引では決裁プロセスが複雑で検討期間が長くなる傾向がありますので、決済プロセスに関わる様々なポジションの人に分かりやすく、かつ説得力のあるコンテンツを提供し、定期的なフォローアップで関係を築くWebサイトが必要です。

課題4:プロダクト/サービスの差別化が難しい

競合が多く、差別化が難しいレッドオーシャン市場において、特に新規参入するような場合は、ユニークな価値提案(UVP- Unique Value Proposition)を前面に出し、デザインとコンテンツで差別化を図るWebサイトを制作することが重要です。

課題5: データ駆動型の意思決定が行えない

十分なデータがないと、効果的な意思決定が困難です。Webサイトでは、アクセス分析ができるように設定して、ユーザーの行動を追跡し、データに基づいた改善を実施するフローを構築する必要があります。

BtoBサイト制作で必要な9つのタスク


それでは、BtoB企業のWebサイト担当者が直面する課題を解決するためにBtoBサイト制作で必要なことをお伝えしていきます。

市場調査


市場調査

市場調査は、BtoBサイトの成功に不可欠なステップです。業界のニーズやトレンドや成功事例、競合他社の近況、潜在顧客の行動などを知るために実施します。

例えば、あるWebサイトが工業用の機械を販売している場合で考えてみます。

市場調査を通じて、どのような工場にどのような機械の需要があるかを掴みます。競合である他社が扱う機械と比べて自社の製品の優位性を明らかにします。また、Webサイトに対して、人々がどのような情報を求めているか、どのような機能を求めているかを知ることで、製品の情報そのものや、その伝え方を最適化し、より良いユーザー体験をして貰えるようにします。そのことが、お問い合わせの獲得などに繋がっていきます。大規模な市場調査でなく、社内でのインタビュー等も有効です。

ユーザー分析


ユーザー分析

コーポレートサイトをリニューアルしたいケースであれば、現在のWebサイトのユーザー分析は有効なプロセスになります。

Googleの無料で利用できるツールのGA4を使っていれば、それぞれのページの表示回数やエンゲージメント率などが分かります。GA4のエンゲージメント率は、そのページに10秒以上滞在するか、別のページへアクセスするか、お問い合わせフォームの送信完了などに設定したコンバージョンに至ったか、という3つのいずれか1つに該当すると「エンゲージメントがあった」と定義されます。

もし製品の仕様についてのページがエンゲージメント率が低く、製品の用途のページのエンゲージメント率が高いのが顕著な傾向であれば、現在のWebサイトへ訪れたユーザーは、製品の仕様より用途に興味があると捉えることができます。

製品の仕様についてのページに掲載されている情報が薄い、あるいはそのページのレイアウトやデザインに訴求力がない、といった場合もありますが、そのような理由が見当たらないようであれば、仕様より用途に興味があるのは、現在のWebサイトへ訪れたユーザーだけでなく、リニューアル後のユーザーも同じではないか、と推測することができるでしょう。

そのように考えるのであれば、リニューアルのWebサイト設計において、用途についてのページを拡充していくのが得策になります。

同じくGoogleの無料で利用できるツールのSearchConsoleを使っていれば、現在のWebサイトへ訪れたユーザーが、検索エンジンでどのような検索キーワードを入力してどのページにアクセスしたかが分かります。

製品の仕様に関する検索キーワードを入力して、製品の仕様に関するページへアクセスしたにもかかわらず、すぐにWebサイトを離脱したのであれば、求める内容がなかったと推察することができます。

その傾向が顕著であるならば、リニューアルのWebサイト設計において、仕様についてのページを拡充していくのが得策になります。

このように、BtoBサイトに限りませんが、趣味や遊びといったBtoCサイトの多様性に比べると、最新の機械を導入したい!といった目的が同じユーザーが訪れることの多いBtoBサイトではより一層に、ユーザー分析を元にユーザーに最も高い価値を提供できるWebサイトにするための改善策を求めていくことは高い効果を生みます。

ペルソナ作成


ペルソナ作成

ペルソナ作成は、BtoB企業が自社のWebサイトを通じてのマーケティング戦略のなかで、ターゲットとするユーザーを具体的に捉えるための手法です。

これは架空の理想的な顧客像をビジュアル化し、その人物が持つ可能性のある特性、ニーズ、行動パターンを定義していく作業になります。

例えば、ある製造業のBtoB企業が機械を販売しているとします。その企業が作るペルソナは、「40歳のメーカーの工場長で、生産効率を改善したいと考えており、コスト削減にも興味がある」といった具体的な背景を持つことになるでしょう。

このペルソナは、Webサイトのユーザーインターフェース設計やコンテンツ作成での方針として常に忘れないようにします。

このペルソナが新しい技術の詳しい情報を好むことが分かっていれば、製品の仕様についての分かりやすい内容を伝えるページを設け、購入前に必要な知識を提供できるようにコンテンツを充実させることが大切です。また、コスト削減に関する情報やケーススタディを提供することで、ペルソナのニーズに対応することが可能になります。

ペルソナを作成することで、Webサイトのユーザーが持つ課題に対しての解決策を具体的にイメージすることができるようになり、効果的にエンゲージメント率が高まる内容を考えることができるようになります。このプロセスは、ユーザー中心のWebサイト制作において重要なステップです。

それでは、工業用機械を販売するBtoB企業のペルルソナの例をお伝えします。

ペルソナの例:

ペルソナのビジュアル

項目 詳細
名前 佐藤太郎
年齢 45歳
職業 メーカーの工場長、営業
目標 期間でROIが見込める機械の導入、生産性の向上、コスト削減
媒体利用状況 業界誌、専門展示会、オンラインフォーラム、Webサイト他メディア
決定要因 機械の信頼性、メンテナンスの容易さ、アフターサービスの質、見積、維持コスト

この例のように具体的なペルソナを作成し、そのニーズに合わせたWebサイトのコンテンツや機能を実現させることで、ターゲットとするユーザーが直面する問題の解決策の発見を促し、製品の購入へと導くことができると考えています。

ユーザーの満足度を向上させるコンテンツ及びUI/UXデザイン


ユーザーの満足度を向上させるコンテンツ及びUI/UXデザイン

工場長の佐藤太郎さんの満足度が向上するUI/UXデザインとは、どのようなものでしょうか?

彼が日々直面する課題を解決できるコンテンツに、直感的な操作でストレスなく、できれば楽しみながら辿り着けるようにすることが求められます。そして、資料請求をしてみたい、お問い合わせをしてみたい、と動機形成がなされた際に、次のアクションに繋がるように導線が設定されている必要があります。

デザイナーやエンジニアが培った専門性のある知見や視点が高く反映されることが期待される領域になります。

工場長は生産性の向上やコスト削減に関心が高いため、製品の効率性やコストパフォーマンスをアピールしたコンテンツが見逃されることがないレイアウトやデザインが求められます。

また、彼は忙しいため、コンテンツに素早くアクセスできることが重要です。製品の仕様についての表や用途の提案や導入事例のビデオなど、役立つ情報をすぐに発見できるように、ナビゲーションの精度を高める必要があります。大きくて読みやすい文字、一目で内容をイメージできるアイコンなども有効です。

また、チャットボットやQ&Aやオリジナルな調査データやホワイトペーパーなど、コンテンツが豊富で充実していることは、工場長にとってもプラスになりますが、コンテンツが多すぎてうんざり!であるとか、ごちゃごちゃしていて、どこをクリックしていいか分からない!といったことがないように、似ている内容をブロックとして捉えられるように纏めたり、色・カラーで纏めたり、余白を大きくする、テキストの行間を広くする、といった工夫も必要になります。感情に訴えかける写真やイラストといったビジュアルも有効です。

プロダクトやサービスの差別化が難しいという課題は、BtoB市場において一般的なものです。競合他社との差別化を図るためには、自社の強みや独自性をWebサイトを通じて伝えるうえで、UI/UXデザインは非常に重要なものと考えています。

SEO対策


SEO対策

リード獲得コストを低く抑えたいBtoB企業において、SEO対策は非常に重要な役割を果たします。

工場長が検索するであろう検索キーワードにおいて、検索エンジンで上位表示されることで、工場長がWebサイトへ訪れる可能性が上がります。

工場長が抱える課題を解決するための検索キーワードやフレーズをリサーチし、それらをWebサイトの各コンテンツに組み込むことことになります。

例えば、「機械 導入」「工場 コスト削減 アイデア」といったフレーズが考えられます。これらの検索キーワードをベースに、工場長が興味を持ちそうな専門性の高いページを作成し、Webサイトに公開することで、検索結果の上位表示を狙います。

加えて、技術面では、内部リンクの最適化やメタタグの精緻な設定もSEO対策の重要な要素となります。

また、Webサイト全体のユーザビリティを高めることで、検索エンジンによる評価を向上させます。

これらのSEO対策により、集客コストやリード獲得コストを低く抑えることを目指します。

クリアなCTA(Call To Action、行動喚起)


リード獲得コストが高い課題に直面しているBtoB企業においては、Webサイト上でのクリアなCTA(Call To Action、行動喚起)の設定が極めて重要です。

CTAは、Webサイトのユーザーに次のステップへと誘導するための明確な指示であり、具体的な行動を促すためのボタンやリンクなどの要素を指します。

たとえば、製品購入、資料ダウンロード、問い合わせフォームへの入力促進など、目的に応じたCTAを設計する必要があります。

ユーザーがサイトを訪れた際に、何をすべきか迷うことなく、自然とコンバージョンへと進む流れが生まれるようにします。これには、ボタンの位置やサイズや色、そして文言の工夫が欠かせません。

また、CTAはユーザーの購買プロセスや興味に合わせてカスタマイズすると効果的です。

例えば、初めて訪れたユーザーには「詳しく見る」「カタログダウンロード」といった敷居の低いCTAを提示することで、徐々に関心を深めて貰うことができます。また、製品ページに「今すぐ購入」や「無料トライアルを始める」といった直接的なCTAを設置することで、興味を持ったユーザーを迅速にリードへと変換することが可能になります。

CTAの最適化は、A/Bテストを通じて最も効果的なデザインや文言を発見できる場合があります。小さな変更がコンバージョン率に大きな影響を与えることがあり、継続的な改善が求められます。

ユーザーの行動を正しく把握し、適切なタイミングで最も適切なCTAを提供することで、次の行動を効果的に促進し、結果としてリード獲得コストを低く抑えることができます。

レスポンシブWebデザインでマルチデバイス対策


マルチデバイス対応

マルチデバイス対応は現代のWebサイト制作において欠かせない要素です。

ユーザーが使用するデバイスは多様で、スマートフォン、タブレット、デスクトップといったデバイスの違いや、各デバイスごとでも、端末によって異なる画面サイズに対応する必要があります。そのために、レスポンシブWebデザインを採用することが一般的です。

レスポンシブWebデザインでは、CSSメディアクエリを使用して、ブラウザの幅に応じてスタイルを動的に変更します。

例えば、スマートフォン用にはメニューをハンバーガーアイコンにしたり、デスクトップではコンテンツの列が2列で表示させてスマートフォンは1列にするなどの工夫がなされます。これにより、ユーザーはどのデバイスからアクセスしても、最適な閲覧体験を享受することができます。

さらに、タッチ操作に最適化されたUIや、デバイスの機能を活かしたインタラクティブな要素を取り入れることも、ユーザーの満足度を高めるポイントです。こうした細やかな配慮が、ユーザーにとって使いやすいWebサイトを実現し、長期的にユーザーを獲得し続ける基盤となります。

SNS活用


SNS活用

BtoB企業において、リード獲得コストを低く抑えるためには、SNSの活用も効果的です。

Webサイトのユーザーが業界の最新情報を求めている場合、LinkedInやTwitterなどのプラットフォームを利用して専門的なコンテンツを共有することで、関心の高いユーザーを引き付けることができます。また、Facebookのグループ機能を活用して、特定の業界や分野に特化したコミュニティを形成し、そこで有益な情報を提供する構成にすることも、ブランドの信頼感を高めるのに役立ちます。

これらの活動は、Webサイトへの関心を増やし、結果としてリード獲得コストを抑えることに繋がります。

セキュリティ対策


セキュリティ対策

BtoB市場における複雑な決裁プロセスでは、セキュリティ対策の重要性が高まります。

Webサイトのユーザーは、企業情報や財務データを含む重要な資料をオンラインでやり取りすることもあり、情報漏洩に対するリスクが常に存在します。そのため、Webサイト制作時には、SSL暗号化通信の実装でデータの安全なやり取りを保証したり、不正アクセス対策としてファイアウォールや侵入検知システムを導入したりすることが必須です。

さらに、定期的なセキュリティ監査やパッチの適用を行い、システムの脆弱性を迅速に修正することも大切です。

これらの強いセキュリティ対策は、ユーザーが安心して情報を共有し、サービスを利用するための信頼性を確立するために不可欠です。

セキュリティ対策として、以下のような具体的な例が挙げられます。

  • SSL/TLSによる暗号化
    Webサイトでのすべてのデータ転送をHTTPSを通じて暗号化し、ユーザーとサーバー間の情報の安全性を保ちます。
  • ファイアウォールの設定
    不正アクセスを防ぐために、ファイアウォールを設定し、外部からの不審なトラフィックを遮断します。
  • 二要素認証
    パスワードだけでなく、スマートフォンアプリを利用した認証コードなど、二つの認証要素を用いてアカウントのセキュリティを強化します。
  • 定期的なセキュリティ監査
    専門のセキュリティ会社による定期的な監査を実施し、システムの脆弱性をチェックします。
  • パッチ管理
    ソフトウェアの最新のセキュリティパッチを迅速に適用し、既知の脆弱性を修正します。
  • アンチウイルスソフトの導入
    サーバーにアンチウイルスソフトを導入し、マルウェアやウイルスからシステムを保護します。
  • アクセス権限の管理
    必要なスタッフのみに限定したアクセス権限を設定し、情報の漏洩リスクを低減します。
  • 定期的なバックアップ
    データの定期的なバックアップを行い、万が一のデータ損失に備えます。

これらの措置は、BtoBサイト制作においてユーザーの信頼を得るために非常に重要です。安全な環境を提供することで、ユーザーとの信頼関係を築き、ビジネスの継続性を確保することができます。

BtoBサイトの運用のためにしておくこと


アクセス分析

アクセス分析

データ駆動型の意思決定は、ビジネス事業の成長を加速させるために必要不可欠です。

特にBtoB市場において、Webサイトのユーザー行動を理解し、それに基づいた戦略を立て運営していくことが、成功の鍵を握ります。

アクセス分析を行うことで、Webサイトのどの部分がユーザーに注目されているか、どのコンテンツが関心を引いているかを具体的に把握できます。

例えば、GA4を用いて、ユーザーが製品情報のページにどれだけ時間を費やしているか、またそのページからの問い合わせ率はどの程度かなど、詳細なデータを収集することが可能です。

このようなデータをもとに、Webサイトの改善点を見つけ出し、ユーザー体験を向上させることができます。

例えば、特定のページの離脱率が高い場合、そのページのデザインやコンテンツに問題があると考えられます。こうした点を改善することで、ユーザーがサイト上で目的を達成しやすくなり、結果としてコンバージョン率の向上につながります。

さらに、アクセス分析は、上司や関係者に対しても戦略的な意思決定を行う根拠を提供します。数字に裏打ちされた提案は説得力があり、具体的なデータを基にした戦略は、目に見える形での結果に結び付きやすいため、上司も納得しやすくなります。

データを踏まえたアプローチは、目標を明確にし、それに向かって効果的に進むための羅針盤のようなものです。

リードジェネレーション

リードジェネレーション

データ駆動型の意思決定が行えないという課題に直面している場合、リードジェネレーションは企業の成長に不可欠な要素となります。

BtoBサイト制作におけるリードジェネレーションは、潜在顧客の情報を収集し、商談へと繋げるプロセスです。Webサイト上に価値あるコンテンツを提供し、そのダウンロードやウェビナーへの登録を通じてユーザーの情報を取得する手法が一般的です。例えば、業界の課題を解決するホワイトペーパーやケーススタディを提供し、ダウンロードのために名前やメールアドレスなどの入力を求めます。

これにより、関心のあるユーザーを特定し、後のフォローアップでより具体的な提案を行うことができます。

成功するBtoBサイトは、適切なコンテンツマーケティングとCTA(Call to Action)の配置によって、質の高いリードを生成することが鍵となります。

CMS

CMS(コンテンツマネジメントシステム

定期的な情報発信は重要ですが、他の業務も抱えている忙しいWebサイトの担当者にとって、毎回の更新で制作会社に依頼するのは時間もコストも要することになってしまいます。

そこでCMS(コンテンツマネジメントシステム)の活用が有効です。CMSとは、Webサイトのコンテンツを簡単に管理・更新できるツールのことで、特別な技術や知識がなくても使えるのが大きな特徴です。

例えば、新しい製品の情報をWebサイトに追加する場合、CMSがあれば、テキストや画像を直接入力・アップロードするだけで、簡単にWebサイトを更新することができます。また、GA4のようなユーザーの行動を分析するツールを使うことで、どのページがよく読まれているのか、どの製品に関心が高いのかといったデータをリアルタイムで確認することができますので、それを参考に、ユーザーの興味やニーズに合わせたコンテンツの最適化が、迅速に行えます。

CMSを使えば、更新作業の迅速化はもちろん、外注コストの削減にも繋がります。担当者が自ら手軽に情報を更新できるため、ホームページ制作会社に頼る手間が省け、それに伴うコミュニケーションの時間も短縮できます。これは、特に頻繁に情報更新が必要なBtoB企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。CMSはユーザーが求める最新情報を、いつでも手軽に、そして迅速に提供する手助けをしてくれるのです。

CMSは、スクラッチで開発することもありますが、構築の費用を抑えることができるため、ツールを導入するのが基本になります。様々なツールがありますが、なかでも、WordPressはおすすめです。Web担当者フォーラムの「日本の上場企業のCMS利用状況ランキング2020」によると、WordPressが1となっており、2位に約25倍の差を付けており、圧倒的に選ばれています。

参照:2020年の⽇本国内CMS利⽤状況まとめ:Web担当者フォーラム

「日本B to B 広告賞」金賞と奨励賞の受賞歴


弊社は「日本B to B 広告賞」金賞と奨励賞の受賞歴があります。

「日本B to B 広告賞」金賞受賞

NTT東日本株式会社 2007年度新卒採用サイト
第27回「日本BtoB広告賞」金賞を受賞

「日本B to B 広告賞」金賞受賞のwebサイトデザイン

webサイトデザイン

日本B to B 広告賞」金賞受賞の盾

受賞の盾

「日本B to B 広告賞」奨励賞受賞

日立ハイテクノロジーズ那珂地区 事業所案内-FUTURE<和文・欧文セット>
第33回「2012」BtoB広告賞 企業カタログ<会社案内・営業案内>の部 奨励賞受賞

「日本B to B 広告賞」奨励賞のカタログデザイン

カタログ表紙デザイン

「日本B to B 広告賞」奨励賞の中面デザイン

カタログの中面デザイン

BtoBサイト制作に強いというイメージを抱いて頂けますと幸いです。すべてのノウハウを提供します。コンサルティング支援からBtoBサイト制作、その運用まで、あるいはオウンドメディアの構築やライティングなど、一気通貫で対応することができます。ぜひ弊社へご相談ください。

BtoBサイト制作の実績


株式会社イー・バードのBtoBサイト制作の実績を5件、紹介します。

バンコク日本人商工会議所 様

バンコク日本人商工会議所_トップページ

クライアント名 バンコク日本人商工会議所
Webサイト名 バンコク日本人商工会議所 公式サイト
URL https://www.jcc.or.th
Webサイト概要 会員企業にむけての情報発信や会員企業のPR、新規入会を促進するWebサイト
対応範囲 ドメイン全体
コンテンツ設計、サイトマップ設計、画面設計(ワイヤーフレーム作成)、Webサイトデザイン、取材・ライティング、撮影、HTMLコーディング、レスポンシブコーディング、フォーム実装、CMS実装
制作期間 約6ヵ月

パーソネルコンサルタントマンパワー 様

パーソネルコンサルタントマンパワー_トップページ

クライアント名 PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER(THAILAND) CO., LTD.
Webサイト名 PERSONNEL CONSULTANT MANPOWER(THAILAND) CO., LTD. コーポレートサイト
URL https://www.konicaminolta.com/jp-ja/miramos/
Webサイト概要 日系人材紹介会社では日本人、タイ人向けの求職・求人で一番長くタイ現地にて営業されおり、求人数・決定数・推薦者数がNo.1で、タイ労働省職業斡旋局から、タイにある人材紹介会社183社の中で1位の表彰をされている企業のWebサイト
対応範囲 ドメイン全体
コンテンツ設計、サイトマップ設計、画面設計(ワイヤーフレーム作成)、Webサイトデザイン、取材・ライティング、撮影、HTMLコーディング、レスポンシブコーディング、フォーム実装、CMS実装
制作期間 約3ヵ月

株式会社jeki Data-Driven Lab 様

株式会社jeki Data-Driven Lab_トップページ

クライアント名 株式会社jeki Data-Driven Lab
Webサイト名 株式会社jeki Data-Driven Lab コーポレートサイト
URL https://www.konicaminolta.com/jp-ja/miramos/
Webサイト概要 データドリブンマーケティングとHR分野に注力し、ビジネス戦略の策定やデータ分析手法の活用、技術開発を組み合わせることで、特徴的なサービスを提供している企業のコーポレートサイト
対応範囲 ドメイン全体
コンテンツ設計、サイトマップ設計、画面設計(ワイヤーフレーム作成)、Webサイトデザイン、取材・ライティング、撮影、HTMLコーディング、レスポンシブコーディング、フォーム実装、CMS実装
制作期間 約3ヵ月

日本電業工作株式会社 様

日本電業工作株式会社_トップページ

クライアント名 日本電業工作株式会社
Webサイト名 日本電業工作株式会社 コーポレートサイト
URL https://www.den-gyo.com/
Webサイト概要 アンテナ・フィルタメーカーとして長い実績を持つ日本電業工作株式会社様のコーポレートサイト
対応範囲 ドメイン全体
コンテンツ設計、サイトマップ設計、画面設計(ワイヤーフレーム作成)、Webサイトデザイン、取材・ライティング、撮影、HTMLコーディング、レスポンシブコーディング、フォーム実装、CMS実装
制作期間 約3ヵ月

コニカミノルタ株式会社 様

miramos_トップページ

クライアント名 コニカミノルタ株式会社
Webサイト名 miramos
URL https://www.konicaminolta.com/jp-ja/miramos/
Webサイト概要 介護業界特化型の専属AIアシスタントで「経営」と「現場」のミライを変え、介護施設の成長を加速させる運営支援システム「miramos」のWebサイト
対応範囲 トップページ画面設計(ワイヤーフレーム作成)、キャッチコピー開発、Webサイトデザイン、イラスト作成、HTMLコーディング、レスポンシブコーディング
制作期間 約1ヵ月

BtoBサイト制作についてのまとめ


課題の解決ができた瞬間

今回の解説は、いかがでしたでしょうか?

Web制作会社を選定する際、あるいは企画をする際の参考になるようにと、なるべく網羅性が高まるようにしたつもりではありますが、その分、長い文章となってしまいました。

ホームページ制作を初めて担当することになって情報収集をしてみた、という方にとっては、専門用語も多く、難しいと感じさせてしまったかもしれませんが、ご容赦ください。

BtoB企業のWebサイト担当者が直面する課題を解決していく一助となりましたら幸いです。

もし不明点がありましたら、気軽にお問い合わせください。真摯にサポートします。

最後まで読んで頂きまして、誠に有難う御座いました。